町田・相模原|不登校の高校生のための通信制高校「精華学園町田校」校長ブログ

学校に行かないで自分らしく生きる大変さ

今日は学校に通うという選択肢よりも自分の人生を生きると決めたまさとさんに講演をしてもらいました。彼は高校生に換算すると高3の年齢です。

モチベーション教育(まさと)

彼が学校に通う以外の人生を考え始めたとき、もちろん、お金も協力者もいませんでした。そんな状況でも彼は自分自身の力で考え、ぶつかり、失敗し、考え、ぶつかってここまできました。成功はたくさんの失敗の上に成り立っていることを彼はこの年で知っています。自分の世界を壊せずに失敗も成功もできない大人たちとはすでに格が違います。

スペインに行くまで

彼がスペインに行こうと決めてまず実行したのがスペイン語を話す人が働く日本のレストランでバイトをすることでした。そうすればスペイン語を学びながら資金を貯められるからです。しかし、世の中そんなに甘くありませんでした。彼がバイトの面接を受けたお店にいるスペイン人たちは日本語を学びたいので彼の要望に応えることはできませんでした。

彼はバイトをすることはできませんでしたが、それだけでスペインを断念しませんでした。スペイン語を教えている日本人をその面接を受けたバイト先の人に教えてもらい、スペイン語を学び始めました。そして、朝早くから深夜まで2軒のコンビニバイトを掛け持ちして資金を貯めました。

ようやく言葉とお金のめどが立って、あとはスペインでの宿を決めることになりましたが、日本から予約できるようなホテルは当然高く、後ろ盾のない若い彼が簡単に泊まれるようなところでもなかったと言います。そこで彼はインターネットで現地の人のブログを調べ、シェアハウスをしている人と知り合い、そこにお世話になることにしたそうです。このあとも彼は自分の道を切り開き続けて今も生活をしています。

彼が今日、話していた言葉の中で私が印象に残ったのは

「自分で考えて決める」

という言葉でした。

多くの学生・大人ができない言葉を彼は実行してきた者として、口にしました。その言葉をいうだけのことをしてきたから言える言葉だと思います。

モチベーション教育(スペイン)

大人や親の姿

「子どもの問題に必死で向き合っています」という保護者と私は毎日のように合いますし、面談しますが彼の本気を100としたら大人たちは10のことをしているのでしょうか?と思うことがよくあります。

「人生を変えたいんです」という大人ともよく合いますが同じようなことを感じます。1ヶ月前と今と同じことをしている大人がたくさんいます。そんな遅いペースに彼らを巻き込んで教育するよりも彼らの中にあるものを爆発させたほうがあっとういう間に成長するのになと感じることがよくあります。

教育というのが「勉強」だとまだ思っている保護者は普通の学校に通わせた方が良いと思います。教育というのが「人生」だと気付いた方は是非ご相談ください。

日本人がいらない社会に向けて

日本では少子化が進んでいます。その労働力を補うために外国人が増えてきました。都内のコンビニやファミレスではあたりまえのように外国人の店員さんを見かけます。若者の働く場が減っているということです。そして、車・駅・教育などさまざまなものが自動化されています。ドライバーが不要になり、駅員が不要になり、先生になれる枠が減っていきます。職に困った大人が若い人たちの仕事場所を奪ってしまうので、さらに若者の仕事が減っていきます。

そんな中、2030年にはどんな仕事があるか真剣に考えてみてください。指を突っ込めばネイルアートができる機械。ヘッドセットで翻訳される機械。世界のトップクラスの教育を受けられるEラーニング。自動的に走る車。今、学習していることが本当に役に立ちますか?

世界は1位とそれ以外とに分かれる社会になりつつあります。

世界一位のネイリストが作った機械が売れ、2位以下の労働者はいりません。
そんな未来で生きるには「自分で考えて、決める」これがどれだけ大事かがよくわかります。

 

多くの子どもたちに。その前に親にそれに気がついて欲しいなと思います。

クレーマーや指示待ちの人が多いのは「自分で考えないで頼る」をしているからです。
彼がバイトの面接に通らなかった時に誰のせいにするでしょうか?

やる気引き出すモチベーション教育

プロフィール

椎名雄一(心理カウンセラー)

椎名雄一(心理カウンセラー)

初めまして。椎名雄一です。 多くの大人が問題を先送りしようとします。今、解決しなければ、子どもはより困難な未来を乗り越えなくてはなりません。 [詳細]