町田・相模原|不登校の高校生のための通信制高校「精華学園町田校」校長ブログ

不登校の子どもに合わせた勉強方法

time 2016/12/22

目次
  1. 教科書を使ってはいけない
  2. 不登校の子どもの勉強方法
  3. 不登校の子どもに必要な自信を育てる

 1.教科書を使ってはいけない

小学校高学年や中学生の不登校では、保護者はいずれ学校に戻った時に、少しでも勉強が遅れないようにと考えます。そして、まずは身近にある教科書で子どもに勉強をさせようとしますが、教科書は、教員が学校で説明をしながら子供たちに理解をさせるための教材です。なので、不登校で一人で自宅にいる生徒が教科書を読んでも、その内容を理解するのは難しいのです。また、教科書だけでは学習のポイントもわかりにくいので何をどのようにしたら勉強をしたことになるのかがよくわかりません。

また、不登校の状態なので教科書という学校につながるものは、見るのが辛いという子どもたちもいます。学校を想起させることはプレッシャーになったり、「自分はいけていない」「自分は教科書を理解できない」というマイナスの気持ちにつながりやすいと言えます。

 2.不登校の子どもの勉強方法

不登校の子どもにお勧めの学習方法は2つあります。

個別指導塾に通うこと

ひとつは塾に通うことです。塾に通うことは、家から出るきっかけにもなりますし、講師の先生と話す時間も家族以外の人と話す機会として大切です。特に個別指導の塾なら、同じ学校の児童・生徒と一緒に授業を受けなくてすみます。個別指導塾によっては、午後2時頃からなど、同じ学校の生徒たちと重ならない時間帯で指導をしてくれることもあります。学校に行けないのに塾に行くのはおかしいと考えずに、家以外の居場所として塾に通うことを考えてみて下さい。

市販のわかりやすい問題集

もうひとつは、市販の参考書や問題集を学習することです。見開きで左ページに説明、右ページに問題が書いてある教材が書店にたくさんありますので、わかりやすい説明やかわいいイラストがなど、気にに入った教材を使ってみて下さい。まずは基礎からでいいので、「わかった」と思えることが大切です。教科書と比べると、市販の教材は、一人で学習することを前提に作られていますので、わかりやすいです。

3.不登校の子どもに必要な自信を育てる

中学校時代に不登校で英語を学習したことがなかった生徒が、高校1年生の時に英語の授業で市販の教材を使い、中学3年分を学習したケースもあります。その生徒は高校2年生になってからも英語の学習を続けて、高校2年生の夏には英検準2級に合格しました。不登校の勉強は基礎から自信を失うことなく学ぶことが良いと思います。すべての教科を学習しなくてはと思わずに、まずは好きな教科から学習し、その教科に自信が持てることが大切です。1教科の自信が生活への自信、自分自身への自信につながります。不登校の子どもに必要な自信を育むこともできます。

やる気引き出すモチベーション教育

プロフィール

椎名雄一(心理カウンセラー)

椎名雄一(心理カウンセラー)

初めまして。椎名雄一です。 多くの大人が問題を先送りしようとします。今、解決しなければ、子どもはより困難な未来を乗り越えなくてはなりません。 [詳細]