町田・相模原|通信制高校 精華学園町田校 校舎長ブログ

起立性調節障害、うつ病、ひきこもり、発達障害に必要なのは「正しい理解」

不登校の原因と父親

time 2018/01/04

不登校の高校生と関わっていると母親や本人と出会うことがあっても父親と出会う事はあまりありません。あまり良い表現とは言えませんが、母親の口からあまりにも父親の名前が出てこないので、初対面の面談の時などにはこの家に父親がいるのかいないのかわからないこともあります。

育児に不参加な父親

昭和の父親は仕事をしていて、母親が家事や育児を担当すると言うスタイルが一般的でした。しかし平成に入り、女性がキャリアを積むようになったり、男性が育児をするようになったりとスタイルが変わってきています。父親と母親の子育てへの関与の仕方は家庭によって違いますが、子供が不登校になってもあまり関わりを持とうとしない父親も少なくありません。

父親参加でパターンが変わる

普段、子育てに参加していない父親が不登校をきっかけに子育てに参加し、家庭内のバランスを崩すと良くも悪くもパターンが変わります。子供が女の子の場合などにはそれが逆効果になることもありますが、父親が改めて家の中の主導権をとることで、今までと違った親子関係を築くことができます。不登校の原因は父親とは関係なくても父親がいつもと違った関わり方をしてくれることで問題が解決することもあります。

父親が叱れないことが原因

逆に不登校の原因を父親が作っている場合もあります。父親が子供を叱るべき時に叱れないと親子関係が緩んでしまい、日常生活全般の緊張感がなくなってしまいます。子供がある一線を超えて、問題起こしたり、だらけてしまったときには父親が強く叱ることも重要です。以前、父親の向けに叱り方講座をしたことがありますが、「だめだぞ」と優しく言う事しかできない父親が多かったことを覚えています。子供を叱らない、褒めて育てるとやりすぎるといざ学校や会社で厳しいことを言われたときにすぐに折れてしまう子供になってしまいます。

夫婦間の問題が子供に

子供の問題を解決するために家庭訪問をした時、よく遭遇するのが夫婦間の問題です。表面的には子供が学校に行けてないことが問題とされていても実際に家の中を覗いてみると夫婦の問題や親族の問題、相続の問題、介護の問題などが遅れていることがあります。特に夫婦の問題があり、母親が父親との関係における問題を子供に向けてしまうことがあります。直接、イライラをぶつけなくても子供は母親の異変に気づき、知らず知らずのうちに合わせてしまいます。このような場合には大人が先に問題を解決し、家庭内の問題の原因を取り除いておく必要があります。それが間接的に不登校になっている子供の心の中にある原因を取り除くことになるからです。

プロフィール

椎名雄一(心理カウンセラー)

椎名雄一(心理カウンセラー)

初めまして。椎名雄一です。 多くの大人が問題を先送りしようとします。今、解決しなければ、子どもはより困難な未来を乗り越えなくてはなりません。 [詳細]