町田・相模原|通信制高校 精華学園町田校 校舎長ブログ

起立性調節障害、うつ病、ひきこもり、発達障害に必要なのは「正しい理解」

放課後等デイサービスでのボランティア

time 2018/11/13

精華学園高等学校町田校では
「生徒の将来の希望」を聞いて、それに近い職業体験ができるような仕組みがあります。今回は「小学生」を相手にする仕事をしてみたいという要望に応えて、放課後等デイサービスを見学しに行きました。

放課後等デイサービスとは

主に6歳から18歳の障害のある児童を対象として、放課後や夏休み等長期休業日に生活能力向上のための訓練および社会との交流促進等を継続的に提供する。1か月の利用日数は施設と保護者が相談した上で自治体が決定する。利用に際して療育手帳身体障害者手帳は必須ではないため、学習障害等の児童も利用しやすい利点がある。

Wikipedia より引用

今後、ニーズが増えてくると思われる全日制の学校以外での子供との関わりのひとつとして、放課後等デイサービスを選択しました。理由は利用している児童数が比較的少なく、個別対応が多いことから高校生の活動として馴染みやすいと考えたからです。

ハッピーテラス 町田駅前教室

ハッピーテラス町田駅前教室さまにご協力いただき、見学をさせていただきました。16時を過ぎると小学生が集まり始めます。見学に行った高校生は緊張する様子もなく、楽しそうに話しかけていました。

16時半になると先生が授業を始めます。「発達障害がある子供たち」という印象でしたが、制約が少ない和気藹々とした環境の中ではあまりそんな違和感は感じずに授業が進んで行きました。「すごいな」と感じたのは小学校1年生から中学生までが同じ授業を受けているのに全員が参加できて、楽しめていること。遅刻してくる生徒が途中から入れるような配慮がされていることでした。

徐々に見学ではなく、参加に近い感じで高校生も場に馴染んでいきました。特殊なビンゴゲームではなかなか揃わない子に感情移入して応援してみたり、、、

ボランティア決定

見学の後の説明・面談で定期的にボランティアとして活動をさせてもらえることになりました。週に1から2日、精華学園高等学校が終わった後、、、ちょうど16時からなので時間もぴったり、、、、通うことになりました。高校生の体験という流れなのでボランティアでとお願いしましたが、「通われているご家庭からみたら、職員もボランティアも同じ」ということで基礎的なスキルも教えていただけることになりました。「慣れてきたら、働いてもらっても」とまで言っていただき、とても嬉しい活動の場が一つ増えました。

卒業までこうして、毎週のように現場に通い詰めて、小学生に触れ、発達障害を学び、授業のやり方や気をつけることを学んで卒業すれば、「大学の授業がありがたい」と感じるかもしれません。

現場を知らないで学んでいる人が多い中、多くの実践の中から出てきた疑問を解消するために彼が学ぶのだとしたら内容が違います。同じ町田にハッピーテラスさんがあってよかったなとつくづく感じました。

学歴でもスキルでもない時代

もし、お子さんの教育に必要なのは「学歴」「知識」「資格」「技術」と思っている保護者がいらっしゃるとしたらそれは「昭和のルール」と考えていただいた方が良いかもしれません。今、人工知能や外国人なども含めたらよほど高度で特殊な技術を身につけない限りは太刀打ちできなくなってきています。人工知能の偏差値が57です。偏差値が57以下の子が学力を売りにできる時代はその人工知能を使ったサービスが普及するまでです。最近ではシャイな高校生よりも流暢でわかりやすい日本語を話す外国人の店員さんも増えてきました。そこで勝負をしていても相当頑張らないと自分の居場所ができません。

むしろ重要なのは「居場所」のほうです。自分が興味を持って打ち込める分野を見つけること。その分野についての「知識」や「技術」ではなく、「経験」や「人のつながり」を早く深く身につけることが「平成のルール」と言えます。ハッピーテラス町田駅前教室でもあったように「慣れたらうちで働いて」という言葉をかけていただくことがとても重要なのです。見学をした高校生はこれから高校を卒業して、大学に通い、その後就職することでしょう。5年以上先の居場所を仮予約するような活動は実際の就職先のイメージを明確にするだけでなく、実践の場、先輩と関わる場でもあります。その実践経験こそが財産になります。


精華学園高等学校 町田校

校舎長 椎名雄一

プロフィール

椎名雄一(心理カウンセラー)

椎名雄一(心理カウンセラー)

初めまして。椎名雄一です。 多くの大人が問題を先送りしようとします。今、解決しなければ、子どもはより困難な未来を乗り越えなくてはなりません。 [詳細]