2018/11/28
「今迷っている」「ようすをみよう」
多くの場合、これは思考停止を意味しています。
プールの前で「水泳マニュアル」とにらめっこをしているよりも水に入ってしまったほうが水の感覚も怖さも浮力も泳ぎ方もつかめます。5分もすれば水に慣れ、1時間もすればそれなりに泳げるかもしれません。
でも、1時間後も「水泳マニュアル」を読んでいる人には何も起きません。
11月もあと半分
今日動いてしまえば、明日、明後日は不安定かもしれませんが、1ヶ月後には未来が見えています。今日動いた人には楽しいクリスマスが待っているかもしれません。
長年、多くの親子を見てきましたが、この11月になってスイッチが入らないご家庭はずっと考えつづけます。学校説明会に参加してもパンフレットを集めるばかりで結局決断できません。カウンセリングを受けても弱気なカウンセラーの「ようすを見ましょう」という言葉を信じて、変化しないのにようすを見続けます。
精華学園高等学校 町田校はほぼ定員
精華学園高等学校 町田校では多くの困っている状況の生徒の力になりたいと思っています。数ヶ月前から関わっているご家庭にはなおさら思い入れがあります。一方で残念ながら定員があります。
決断が早いご家庭が入学予約を決める中、いつまでも決められないご家庭が取り残されていきます。それはとてもはがゆいことです。
迷いの時間
迷っている時間は実は何も生み出しません。「決断」してから何をするのかが大事なのです。自分が何者か決まっていなければ何をしても身につきませんし、生かすこともできません。
学校選びの決断は結婚にも似ています。計算すればするほど分からなくなりますし、決断が早く、思い切って懐に飛び込んだほうがお互いに積極的にことを前に進められます。
人生において重要なこの時期をどうか「迷いの時間」にせずに「決断後の準備の時間」に当ててほしいなと思います。